ピルの値段はいくら？平均的な相場や1ヶ月にかかる費用などを解説

「ピルの値段っていくら？」
「ピルの1ヶ月にかかる費用は？」

そんな方に向けて低用量ピルやアフターピルなどの値段（相場）をはじめ、値段の安いピルを購入できる人気クリニックを厳選して紹介していきます。

ピルを購入できる
評判の良い人気クリニック3院

※料金はすべて税込表記

ピルの値段はいくら？
平均的な相場を種類別に解説

ピルの種類・タイプ	平均的な相場
ミニピル	約2,500円
超低用量ピル	約10,000円
低用量ピル	約2,500～3,000円
中用量ピル	約4,500～5,500円
緊急避妊ピル（アフターピル）	約8,000～20,000円

ミニピルの平均的な相場

ミニピルの平均的な相場は1シート（28日分）あたり2,500円程度で、避妊や月経痛緩和などの効果を期待できます。

ミニピルは女性ホルモン（エストロゲン）を含んでいないのが大きな特徴で、医師の指導があれば授乳中や喫煙中の人でも服用することが可能です。

ただしニキビや肌荒れなどの肌トラブルには高い効果を期待できないほか、日本ではあまり普及していないので処方しているクリニックも少ないです。

超低用量ピルの平均的な相場

超低用量ピルの平均的な相場は1シート（21錠または28錠）あたり10,000円程度で、月経困難症の改善を中心に避妊や生理痛緩和、ニキビ改善なども期待できます。

超低用量ピルは低用量ピルよりも女性ホルモン（エストロゲン）の含有量が少ないため、副作用が起こりにくいといった魅力もあります。

ただ、エストロゲンの含有量が0.03mm以下と少量であるので、避妊目的の場合には低用量ピルやアフターピルから検討するといいでしょう。

低用量ピルの平均的な相場

低用量ピルの平均的な相場は1シート（21錠または28錠）あたり2,500～3,000円程度で、避妊や生理痛緩和、月経前症候群（PMS）改善などの効果を期待できます。

低用量ピルにはフルウェルLDやラベルフィーユ、ヤーズフレックスなどがあり、処方してくれるクリニックも数多くあります。

ただし不正出血や吐き気、気分の落ち込みなどの副作用もあるため、万が一体調が悪くなった場合は医師に相談する必要があります。

中用量ピルの平均的な相場

中用量ピルの平均的な相場は1シート（21錠または28錠）あたり4,500～5,500円程度で、月経移動や生理日コントロールなどを目的とするケースが多いです。

大切なイベントが近いので生理日をずらしたい人にはぴったりで、エストロゲンの含有量が多いので緊急避妊薬として服用するケースもあります。

ただ、副作用は低用量ピルよりも生じやすいというデメリットもあり、人によっては血栓症を引き起こす可能性もあるので要注意です。

緊急避妊ピル（アフターピルの平均的な相場

緊急避妊ピル（アフターピル）の平均的な相場は1回あたり8,000～20,000円程度で、値段は薬やクリニックなどにより大きく異なります。

緊急避妊ピルは避妊に失敗した、避妊せずに行った性交後72時間以内に服用するタイプで、望まない妊娠を防ぐ目的として服用するケースが多いです。

緊急避妊ピルにはヤッペ法やレボノルゲストレル法などがあり、1～4回程度服用することにより妊娠を回避する効果を期待できます。

ピルの1ヶ月にかかる費用は？
避妊目的や生理痛緩和の場合を解説

避妊目的や生理痛緩和を目的とした場合、ピルの1ヶ月にかかる費用は3,000円程度です。

緊急時を除き、避妊目的や生理痛緩和を目的とした場合は低用量ピルを処方されるケースが多く、低用量ピルにかかる費用と大きく変わりません。ちなみに、はじめは初診料や再診料がかかるケースもあります。

またクリニックによっては安いオンライン診療があったりまとめて安く購入できたりするので、どうしても安く抑えたい人はチェックしてみるといいでしょう。

ピルを購入できる
人気クリニック10院

クリニックフォア

出典：クリニックフォア

クリニックフォアの施術と料金

メニュー	税込み
ラベルフィーユ	2,783円
ルナベルULD	9,350円

クリニックの人気ポイント

[box class=”box28″ title=”人気ポイントについて紹介”]
・初診からオンライン診療OK
・8種類もの低用量ピルから選べる
・定期配送が用意されている
[/box]

初診からオンライン診療OK

クリニックフォアは診療実績100万件以上という実績を持つ大手クリニックで、ピルでは初診からオンライン診療を受け付けています。

そのため実績を重視している人にも適しており、オンライン診療はアプリのダウンロード不要で受けられます。ちなみに翌日到着です。

8種類もの低用量ピルから選べる

クリニックフォアのピルにはトリキュラーやラベルフィーユ、ルナベル ULD、ヤーズフレックスなど、計8種類もの低用量ピルが用意されています。

ピルの種類が充実しているので自分に合ったピルを見つけやすく、また避妊だけでなくPMS改善やニキビ改善、生理痛や生理不順改善などを期待できます。

定期配送が用意されている

クリニックフォアは15％オフとなる定期配送が用意しているのも魅力で、継続的にピルを服用しようと考えている人にもぴったりです。

また25歳以下の学生を対象とした学生プランがあるのも嬉しいポイントで、初診料が無料、薬代が15％オフになるので要チェックです。

クリニックフォアの情報

診療時間	9:30～14:30 16:00～21:00
ピルの種類	8種類
オンライン診療	あり
院数	全国9院
キャンペーン情報	学生プラン 15％オフとなる定期配送

DMMオンラインクリニック

出典：DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックの施術と料金

メニュー	税込み
トリキュラー	2,703円
ヤーズフレックス配合錠	9,977円

クリニックの人気ポイント

[box class=”box28″ title=”人気ポイントについて紹介”]
・当日到着で受け取れる
・ミニピルや中用量ピルもある
・DMMポイントが貯まる・使える
[/box]

当日到着で受け取れる

DMMオンラインクリニックは初診からオンライン診療を受け付けており、当日到着で受け取れるのが人気ポイントです。また平日だけではなく土日祝日も診療してくれるため、仕事や子育てなどに忙しい人でも受けやすいといえるでしょう。

ミニピルや中用量ピルもある

DMMオンラインクリニックのピルにはトリキュラーやマーベロン、ヤーズフレックス配合錠など、計9種類もの低用量ピルが用意されています。

またミニピルや生理日をずらすための中用量ピル、性交後に服用するアフターピルなどもあり、ピルの種類を重視している人にもおすすめです。

DMMポイントが貯まる・使える

DMMオンラインクリニックはDMMポイントが貯まる・使えるのも嬉しいポイントで、他の治療を受けた際にも利用できます。

また診察料は無料であるほか、15％オフとなる定期配送が用意されているので、できるだけ安く受けたい人は要チェックです。

DMMオンラインクリニックの情報

診療時間	8:00～22:00
ピルの種類	11種類
オンライン診療	あり
院数	なし
キャンペーン情報	15％オフとなる定期配送

ピルを購入できるクリニック
選び方・チェックポイント

[box class=”box5″]

• 継続できる値段か
• ピルの種類は豊富か
• オンライン診療を行っているか
• カウンセリングが丁寧か
• 朝早くから・夜遅くまで診療しているか

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継続できる値段か

ピルは基本的に継続的に服用する必要があるため、ピルの値段が安いかもチェックポイントです。

あまりにも値段が高すぎると経済的に継続できなくなる可能性もあるため、月3,000円前後を目安に予算内から選ぶといいでしょう。

クリニックによってはまとめて安く購入できたり、通常よりも安い定期配送があったりするので、そういったキャンペーンがあるかも要チェックです。

ピルの種類は豊富か

クリニック選びではピルの種類が豊富かも大切なポイントで、できるだけ取り扱っている種類が多いクリニックから選ぶのが良いでしょう。

ピルの種類が少ないと自分に合ったピルを見つけにくくなるほか、すぐに他のピルに変えてみることも難しくなります。

自分に合ったピルを処方してもらうため取り扱い数の多いクリニックであれば、万が一副作用が生じてもすぐに対処してくれます。

オンライン診療を行っているか

クリニックを選ぶ際はオンライン診療を行っているかもチェックポイントで、わざわざ来院する手間を省けるのがメリットです。

特に仕事や子育てなどに忙しい人にはぴったりで、自分の好きな場所やタイミングで診療を受けることも可能です。

また万が一副作用が生じた場合や体調に異変を感じた場合には、スマホやパソコンなどを通してすぐに相談できるのも魅力です。

カウンセリングが丁寧か

ピルを処方してもらう前にはカウンセリングを受けるケースが多く、カウンセリングが丁寧かもチェックしておきたいポイントです。

ピルの魅力やメリットだけではなく、しっかりと副作用やリスクなども説明してくれるかをチェックしておくといいでしょう。

またピルを処方するクリニックの中にはピルを専門的に扱っていないケースもあるので、きちんと分かりやすく説明してくれるかも要チェックです。

朝早くから・夜遅くまで診療しているか

ピルは毎月のように購入する必要があるため、朝早くからまたは夜遅くまで診療しているかもチェックポイントです。

特に昼間は忙しい人やオンライン診療ではなく対面診療を望んでいる人は要チェックで、自分が通いたい時間帯に診療してくれるかも確認しておくといいでしょう。

また平日だけではなく土日祝日も診療しているかも確認ポイントで、特に休みの日に通いたい、購入したいと考えている人は要チェックといえます。

ピルは自費？保険適用される？

ピルは基本的に自費（保険適用外）

避妊や生理痛緩和などを目的としたピルは基本的に自費（保険適用外）で、自由診療として扱われるので注意が必要です。

ピルが保険適用されるかは薬の使用目的により分けられており、避妊や生理痛緩和、ニキビ・肌荒れ改善などは対象外となっています。

たとえ副作用のリスクがあっても保険適用されないので要注意で、すべて自費になるケースが多いことを知ったうえで購入するといいでしょう。

[alert title=”アフターピルも保険適用外”]

主に緊急時に服用するアフターピルも保険適用外で、診察料や検査料、薬代などはすべて自己負担となるので要注意です。

ただし性被害に遭われた場合には警察が一定額まで費用を負担してくれるケースもあるので、警視庁の相談窓口に相談してみるといいでしょう。

[/alert]

ピルが保険適用されるケースとは？

ピルが保険適用されるケースには月経困難症や月経前症候群（PMS）、子宮内膜症など、何かしらの病気であると診断された場合に限られます。

その病気を治療するためにピルを処方してもらう場合には保険が適用され、保険適用外よりも安く購入できるケースが多いです。

ちなみに月経困難症は生理中に下腹部痛や腰痛、頭痛などが起こる病気で、PMSは生理の3～10日ほど前に心身ともに調子が悪くなるといった特徴があります。子宮内膜症は子宮の内側にある子宮内膜が子宮外で増えたり剝がれたりする病気です。

ピルの海外輸入サイトは危険

海外輸入サイトで販売されているピルを購入するのは危険で、安全性が確保されていないのはもちろん、偽物が含まれている可能性もあります。

海外輸入サイトではピルの値段が安く設定されている傾向にありますが、そもそも偽物だと効果を期待できないどころか、体調が悪くなってしまうケースも考えられます。

万が一副作用が生じた場合にはクリニックで治療を受けなくてはいけなくなり、結果的に費用がかさばってしまう可能性もあるので、クリニックで処方されるピルから購入するといいでしょう。

ピルの値段に関するよくある質問

市販ピルはある？ピルは薬局で購入できる？

ピルは医療用医薬品であるため、ドラッグストアで購入できるような市販ピルはありません。

また薬局でも医師の処方箋がない限り購入できないので、まずは医師の診察を受ける必要があります。アフターピルは市販化が検討されていますが、いつ解禁されるのかという見通しは立っていません。

ピルは産婦人科の病院やクリニックでしか購入できない？

ピルは産婦人科以外の病院やクリニックでも購入できます。

そのため産婦人科に行くのが恥ずかしい人でも処方してもらうことは可能で、病院やクリニックによってはオンライン診療も受け付けているのでおすすめです。

ピルは高校生（未成年）でも購入・服用できる？

ピルは高校生（未成年）でも購入・服用することが可能で、クリニックによっては学割キャンペーンも開催しています。

ただし親の同意や同席を求められるケースがあるほか、しっかりと診察を受けて納得してから処方してもらうのがおすすめです。

ピルの値段まとめ

ピルは避妊に限らず、生理痛緩和やニキビ改善、月経前症候群（PMS）改善などの効果も期待できます。避妊や生理痛緩和を目的とした場合は月3,000円程度で済むため、まずは無料カウンセリングにて相談してみてください。